最近、チャリンコに目覚めた。
何故に、2月なんていう寒い時期に??と思うでしょうけど、
ちょっと、どうしても自転車を使わなければならないことがあって、、
げ〜最悪だ!と思いつつも、少し離れた駅まで行ってみたらば、これが気持ちいいじゃないの〜
暑いのはそこそこ我慢できても、寒いのだけは勘弁!というタイプの僕にとって、
真冬に自転車なんてクレイジーなことだった。
去年買ったばかりの自転車も、4月くらいまでは出番がないだろうなぁと埃を被ったままだったし。
何が悲しくて、そんな寒い思いをしてまでチャリに乗らねばならないのかってくらいのもんですよ!
ひどい時は、駅までタクシー呼んだりしてたからな、、
いや〜、間違ってましたね。
っていうか、忘れてた。
この季節でも、実際に乗ってみると寒いのは最初の5分だけ。
15分も乗ると、寒いっていうよりむしろ暑い!
身体はポカポカ、冷たい風が顔に心地よく、
空はフロントガラス越しに見るのとは違って、どこまでも広く、
青い空に浮かぶ雲が、もうそこまで来てる春の訪れを教えてくれる。
そうだったなぁ、子供の頃は、こうして目的地に向かって自転車をこぎながらも色んなことを身体で感じていたよなぁと。
都会での車の移動って、渋滞や信号にイライラしてたりで、移動そのものを楽しんでいるとは言い難いからね。
色んなお店を発見したり、新しい道を見つけたり、
2駅分くらいは楽勝、いや渋谷くらいまでは行けるんじゃないかな、なんてテンション上がってます。
そんな、ある日、配線の材料を自転車で買いに行った帰りに、
ひなびたスーパーを発見。
おー、昔ながらの個人経営風じゃないの、ちょっと買い物していくかってことで、
少しだけ買い物をしてレジで精算を済ます…
前の人は、かなり買い込んでるし、
地域に密着してる感じだなぁ…なんて思いながら、
おつりをもらって…ん?
なんか手渡ししてくれたよ?
飴?!
そうです、ちょっと怖い風のおばちゃんが手渡ししてくれたのは一粒の飴。
なんと人情味溢れたサービスなのか。
最近、ネットショッピングが高じて、日頃の買い物もイオンなどのネットスーパーに切り替えつつあったんだけど、ここが流行ってるわけが解ったな。
なんか、和んだというか、、ノックアウトされてしまった…
一人で、しかめっ面して生きてるから、
予期せぬ突然の優しさに涙が出そうになりました。
また行くよ。
P.S
そして、昭和の香りプンプンの台紙に貼るタイプのスタンプ。
アナログだなぁ。(笑)